俺的計算機.NET

#公園のベンチでワンカップ大関片手に集まってきた鳩に向かって説教

E-3体感フェア大阪いってきた。

まぁそんなこんなで行ってきました。オリ体感フェア。

会場で撮った写真やE-3での作例はこちら。

そんなわけで軽くハンズオンー。


■ボディ
 グリップはさすがにE-1より浅め。E-500と似た感覚。ただ右手親指に対する背面の傾斜が少ないので、長時間のホールディングには不向きと感じた(持ち方の工夫で解消できそうだけど)。このあたりはE-300に近いかもしれない。12-60と14-54のどちらを装着しても重量バランスがよい。
 ボタン類はE-1ほどかっちりしてない。懸念していた背面ダイヤルはE-1より右側に寄せられており回しにくいことはなくなった。レリーズボタンは半押しのクリック感がないタイプ。ボタンの作りそのものはα-7Dに近い感覚。
 マテリアル感はD200に近い。E-1ほどの肉厚感はない。なお、セミナーでは商品戦略部の渡辺本部長さんがボディの剛健さを証明するために図にのるようかんマンプレイ(AVI・15MB)をしたり、防塵防滴性能を示すために内蔵フラッシュとバリアングル液晶をオープンにした状態でぶっかけプレイ(AVI・48MB・この後営業のSさんが実際にシャッター音を鳴らして動作可能なことを証明していた)したり、といったアピールをしてた。どんだけー。


■操作系・縦位置グリップ
 まず萎えたのが左肩ボタンがキヤノニコっぽくなったこと。つまり、左肩ボタンには2つの機能が割り振られており、押しながら前ダイヤルか背面ダイヤルで機能が変わる。E-1から続く1ボタン1機能の徹底は終了した。残念すぎる。
 各種ブラケットのうちボタン操作だけで設定可能なのはAEBのみっぽい。WBブラケティングやISO感度ブラケティングはメニュー内のみの模様。
 縦位置グリップのクオリティはあまり高くない。E-1のような剛性もα700のような多機能さもない。シャッターフィーリングもかなり変化する。あとE-1の縦位置グリップ専用バッテリを使い回せないのは個人的に不満。


■AF
 SWD搭載レンズ(12-60)のAFはうたい文句通り早い。速さだけならCanonとも十分闘える。画像は持って帰れなかったので精度は未検証精度も十分高い*1。従来サーボレンズである14-54でも速い。というか迷うことが少ない(<これ超大きい)。
 測距点は、[・・・]ボタン押しっぱなし+ダイヤルで[全点オート]→[1点選択]→[5点グループ]の各モードを選べる。[1点選択]と[5点グループ]にしている場合は、[・・・]ボタン押下後にダイヤルを回すことで測距点or測距グループの選択ができる。[1点選択]の場合、前ダイヤルは横方向、背面ダイヤルは縦方向に選択する(循環選択をOFFにしている場合)。
 C-AFの追従性はかなり高い。会場にあったNゲージコーナーで撮影した作例で判断していただきたい。測距点は中央1点固定。
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 5で手前の木に合わせようとして一瞬迷うが、6でもう復帰している。欲を言えば5で木にピンが来ているといい*2んだけど、逆に言えば動体予測の優秀さが浮き彫りになったとも言えるかも(ほめすぎ?)


■連写・シャッター音
 5fpsはウソじゃなさそう。あと1/2/3/4fpsから選択できる低速連写モードもあり。
 シャッター音はE-300以降のオリ機特有のチャージ音はなくなり、E-1に似た音となった*3


■ファインダ
 広さはD200より若干狭め、という印象を受けた(視度調節を一番マイナス側にした状態で)。アイポイントは十分とられているのでメガネでも大丈夫そう。
 スクリーンはE-1と同レベルのものを使っていると思われる。MFはしやすい。若干黄色っぽい印象を受けたが環境光によるかもしれない。


■ライブビュー
 パタパタAFは明らかに動作が早くなっていた。でも画面フリーズ→ブラックアウト→AF合わせ→画面復帰のプロセスは変わっていない。
 マグニファイア機能の拡大率にx5が追加された。使いやすい。
 ただボディ重量があるので、E-330でのローアングル時のような親指レリーズのホールディングはやりにくい(グリップ形状そのものはやるやすくできているので、三脚に載せているときやウェストホールド時には効果を発揮すると思う)。


■手ぶれ補正
 このフェア前に心斎橋に行ったとき、14-54のテレ端108mm相当・カメラから3mほど離れた被写体、という条件で1/8秒まではブレなしで撮れることを確認した(5枚中4枚程度)。1/4秒からブレなしの歩留まりがいきなり悪くなった(5枚中1枚程度)。
 もともと俺の場合手ぶれ補正なしのE-500(800万画素)では1/60秒でブレなしで撮れる事を考えると、この条件では最低でも4段分の補正効果はあるとみていい。5段分の補正効果は条件によるのかもしれない。それでも十分スゴい手ぶれ補正。豪語するだけはある。
 今回ZUIKO DIGITAL ED 70-300mm F4.0-5.6装着時のテレ端(600mm相当)で1/40sでのブレなしを達成した(手っ取り早くフルサイズで見たい人はこっち)。これも4段分に相当する。
 またオフィシャルサイトでの予告なくポートレート撮影会が急遽行われたが、手ぶれよりもむしろ被写体ブレのほうが多かったことも付け加えておきたい(ISO100固定で撮ってたのでシャッター速度は1/50〜80s)。事実セミナーでは手持ち夜景を100mm相当の焦点距離で1/3sとかいうシャッター速度で撮れてしまった作例(その証拠に横断歩道渡ってる人が消えている)が紹介されていた。


■総合
 L型じゃなくなった時点で物欲というよりも義務感が先行していた今回のE-3購入ですが、とりあえず手ぶれ補正とAF速度は十分すぎるほど改良されている事がわかったので良い買い物になりそう。


■その他
 オリの中の人に言っておいた要望:「マルチスポット測光はなんで無いんだゴルァ」「E-1用縦位置グリップのバッテリ使いまわせたほうがこっちはうれしいんじゃゴルァ」「12-60mmは72mm径だがマクロフラッシュアダプタで72mm径が無いのはどういうこったゴルァ」「縦位置グリップのボディ側バッテリ室の突起ウザいんじゃキヤノンもペンタも無くしたぞゴルァでも防塵防滴やるからには厳しい?ねぇ厳しい?」
 あとオフィシャルサイトでは告知されなかったプロカメラマン向けのセミナーに出席させてもらったんだけど(特別招待とかじゃなく単に席が余ってたので入らせてもらっただけ)、その質疑応答で「パナやニコンコントラスト検出AFを実現したけどオリはどうするの?」と質問したら「オリ的にライブビューで負けるわけにはいかんので鋭意研究中です」という回答を頂いた。うっへっへ。
 そういえば粗品でもらったレンズポーチって14-42mm専用? 50mmマクロも新40-150mmも入らないんだけど……。


 ちなみに現地ではDigitalcamera-News.comのかわさきさんにお会いしました。海野さんのものと思われる作例を見ながら「魚眼テレコンつけれるってすげぇなー」とおっしゃってました。

*1:実はこの文章、このイベントより前に心斎橋オリンパスでさわったときのレビューに修正を加えてます。イベント前は画像持って帰れなかったんですな。イベントでは画像を持って帰れたので精度が高い事を確認しています。

*2:設定で「AFロックオン」がONになっている場合は電車にピンが来ることになると思われる。

*3:実際にはE-1よりもっと軽い音で、α700に近くなった印象がある。